閉経後…しっかり栄養をとろう!

ほんの100年くらい前までは、ひとは50歳くらいで寿命を迎えていた。今は女性は80歳代まで生きることが多くなった。ただし卵巣は相変わらず50歳くらいで勝手に引退してしまう。

卵巣の引退すなわち閉経。卵胞ホルモンが欠乏する状態になり、色々変化が起こる。脂質が上がり、骨密度が減っていく。そこで、卵巣の引退と、ヒトとしての寿命の橋渡しをするのがホルモン補充療法(HRT)である。

HRTをやるだけではもちろん、足りない。栄養と運動がだいじ。高齢女性はタンパク質をしっかり、とらないといけない。コレステロールが上がらないように肉と魚をバランスよくとっていきたい。

おかずを作るのに、おすすめの調理器具がある。電気圧力鍋である。去年、象印の「煮込み自慢」を買い、いまや炊飯器より頻繁に使用している。なにしろ材料を入れてふたをしめたら調理はもう電気鍋におまかせ、そばに居る必要がない。その間に自分は他の仕事をすることができる。これはすごく便利でうれしいことなのだ。

魚は、やっぱり養殖より天然ものが美味しいのかな

おかずを作りながら、ちょっとデスクワークをする。数十分すると、鍋が音楽を鳴らして出来上がりを知らせてくれる。「おかずができましたよ、ごはんにしましょう」というように。

子どもの頃は、本を読んだり日記をかいたり、自分の好きなことだけやれていた。ごはんは親が作ってくれていた。生活をまわす責任のないころは、ほんとにラクだった。