来月 11月28日土曜日に配信される動画ライブ配信のお知らせです。いまの日本は性暴力がやまないどころか 被害者がさらに追い詰められる、病んだ社会です。なんとかしなくてはなりません。これは、ぜひ、みようと思います。
映画ミッドナイト・スワンをみた
映画館で鑑賞 スクリーンには、愛知医科大の三鴨廣繁教授による映画館で三密を避けうることについて説明の動画が流れた。
多くの評のとおり、とても良かった。草彅さんの演技が素晴らしかった。真飛さんの役にほっとした。新人女優さん、バレリーナの服部さん。たいへんにムードがあり、若い子むけの雑誌(たとえばジゼル)に出てくるモデルさんのようだ。オーディションをうけた14歳の新人さんだということだけれど、世の中、ちょうどよい人材が出てくるものなのだなあ。
服部さんはおでこが広い。そしてあごが細い。これって、まさに少女漫画の顔の輪郭そのものではないか。
目は左右に大きい。これがだいじだ。左右に大きければ、メイクで横線を足せば上下にも大きくできるものね。
映画の場面の多くはすっぴんである。おでこにニキビがめだつ。14歳はそういうお年頃。これをみて世の女子中学生たちが安心するとよいと思った。(ちなみに、低用量ピルをのむとにきびは減る)
手足が細長い。うーん日本人でもこんなスタイルの子が生まれるようになったのだなあと感慨深い。
なんだか顔とかスタイルの話ばかりになってしまった。
閉経後…しっかり栄養をとろう!
ほんの100年くらい前までは、ひとは50歳くらいで寿命を迎えていた。今は女性は80歳代まで生きることが多くなった。ただし卵巣は相変わらず50歳くらいで勝手に引退してしまう。
卵巣の引退すなわち閉経。卵胞ホルモンが欠乏する状態になり、色々変化が起こる。脂質が上がり、骨密度が減っていく。そこで、卵巣の引退と、ヒトとしての寿命の橋渡しをするのがホルモン補充療法(HRT)である。
HRTをやるだけではもちろん、足りない。栄養と運動がだいじ。高齢女性はタンパク質をしっかり、とらないといけない。コレステロールが上がらないように肉と魚をバランスよくとっていきたい。
おかずを作るのに、おすすめの調理器具がある。電気圧力鍋である。去年、象印の「煮込み自慢」を買い、いまや炊飯器より頻繁に使用している。なにしろ材料を入れてふたをしめたら調理はもう電気鍋におまかせ、そばに居る必要がない。その間に自分は他の仕事をすることができる。これはすごく便利でうれしいことなのだ。
魚は、やっぱり養殖より天然ものが美味しいのかな
おかずを作りながら、ちょっとデスクワークをする。数十分すると、鍋が音楽を鳴らして出来上がりを知らせてくれる。「おかずができましたよ、ごはんにしましょう」というように。
子どもの頃は、本を読んだり日記をかいたり、自分の好きなことだけやれていた。ごはんは親が作ってくれていた。生活をまわす責任のないころは、ほんとにラクだった。
歯科受診、成長期の健康管理は重要!
今週はじめ、ついに歯の処置(抜髄)をしてもらった… かつて、子どもの頃う蝕させてしまった奥歯。小学生のころ、どんどん永久歯がはえてきた頃、もっと歯の健康を守る知識と実践ができていたらと本当に悔やまれる。
う蝕してしまった歯は削るしかない。サメのように次から次から生えてくれば良いのだけど。せっかくの永久歯を守れなかった…取り返しのつかないことだ。
昔、歯の処置では麻酔の注射が痛くて辛かった。最近は上手に圧を掛けることのできる器具があり、おかげでずいぶん楽になった。それでも、まあ、処置中は痛い。
ああ、いま、すっごいブスい顔しているんだろうなあ…と思いつつ処置をうける。歯科受診をきっかけに歯科医相手に恋愛できてしまう芸能人は、やっぱり美人だからだろうなあ!
ほんとうに、成長期の健康管理はとっても重要なのである!とりかえしが付かないことがあるのである!!歯のほかにもたとえば骨量の獲得。これは十代、それも十代前半の栄養摂取がものをいう。
成長期にどれだけ骨量を上げておくかが老後寝たきりになるかどうかに関わります。20歳の時点でどれだけ骨の蓄えがあるかが鍵です!!
女性の外陰コンディション 年齢による変化
今日の外来で、患者さんから受けた質問。「先生は、患者さんみんなに40歳を過ぎたらGパンはやめるよう言っているということでしたが、なぜですか?」…Beautiful question!! よくぞたずねてくださいました。お答えは以下のごとくです。
40歳を過ぎる頃からじりじり、女性ホルモン=エストロゲンは右下がりとなります。クルマで言うと10万キロ、20万キロ走ってがたつきはじめたと、そういう感じ。リズムの良い排卵周期を維持できなくなります。月経周期が短くなったり、不順になるのはそのためです。エストロゲン分泌が落ちると外陰の皮膚・粘膜そして膣内環境は変化し始めます。
卵巣が元気な頃は、つまりエストロゲンがしっかり出ている時は エストロゲンの作用で外陰や膣の上皮細胞が健やかです。エストロゲンが落ちてくると、膣上皮細胞の数が減り、膣粘膜は薄くなります。それで膣の乾燥感・性交痛・出血・尿道の痛みなどが出るようになります。Gpanをはいて外陰を締め付けるのはよろしくない。デニムの厚い生地で蒸れたり擦れたり、炎症を起こしてしまいがちなのです。
膣の粘膜細胞の中ではエストロゲン低下によりグリコーゲンの蓄えが落ちてきます。すると、それを栄養にしていた善玉菌(乳酸菌です)が減ってしまいます。乳酸菌が元気だと膣内は弱酸性となり病原菌の増加を防いでくれるのですが、乳酸菌が減ることにより、皮膚や直腸に常在するバイキン(大腸菌やブドウ球菌)が増殖しやすくなってしまいます。Gパンやガードルのように蒸れる衣服を着ていることは、これを悪化させます。おりものがおかしくなってしまう(増える、におう)のです。
女性誌の表紙を見てみますと、50歳代かそれ以上をターゲットにしたものですと、モデルさんの着ている衣服がゆったりしていますよね。ピタッとしたスキニーやジーンズではない。
10年くらい前は「ユニ◯ロ」や「あか〇れん」の女性服売り場ではパンツばかり売っていて、なんだかな〜と思っていたのですが この頃はスカート、それも長い丈のものが多く売られており私は嬉しいです。