2024年12月2日の中日新聞で、若い女性のボディイメージの調査結果について記事がありました。マイウェルボディ協議会という民間団体が発表したものです。
https://www.instagram.com/p/DDGvuVfSw-1
マイウェルボディ協議会のインスタグラムに記事が載っていました。(上のリンクから記事をみることができると思います)
女性のからだのイラストが、やせた方からふくよかな方まで9種類ならんでいて、自分がどれにあたるか、また理想はどれか、を聞くものでした。すると自分のイメージは痩せた方から四番目。理想は痩せたほうから3番目という回答が最も多かったのでした。
この記事を外来において、若い、痩せた患者さんに聞いてみたところ、アンケート結果どおりの回答を、みなさん、おっしゃるのでした。
同協議会の代表幹事、順天堂大学の田村好史教授は、”メタボリック症候群という名前ができたことで基準がきまり、メタボ対策が法律化され世間に広く認識された。同様に、痩せていて健康に問題がある状態をさす名前をつくろう、”と提案しています。
もう20年くらい昔、「はねるのとびら」というお笑い番組で塚地武雅さんが「豚地クリニック」の豚地医師を演じていました。そこへやってきた女優さん(すらっと背が高く、やせています!)をひと目みるなり「ヤセボリックです!!」と”診断”した場面を私は鮮明に覚えています。痩せボリック、とっても言い得ていると思います。
痩せた人は、肥満の人と同様、内分泌環境がよろしくないのです。
痩せの問題については、私は、豚地クリニックの豚地先生より前から患者さんに一生懸命に説明してきました。でも、無力感にうちひしがれます。痩せを改善できる患者さんが少ないからです。
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