女性にはカレンダーが大切です。サイクルを持つからだであるからです。月経がいつ来たかなどカレンダーを眺めていると、思い出しやすいです。
婦人科を受診するきっかけは、出血や腹痛であることが多いです。いつ、症状が起こったのか。カレンダーに書いて、月経サイクルと照らし合わせる。これが診断にとても有用です。
また定期的にピル、その他ホルモン剤を使う場合もカレンダーが大活躍します。カレンダーは、通院してもらうのにほぼ必須といえるツールなのです。なのに市販品でもネットでも、いい感じに使えるカレンダーがありません。それで表計算ソフトをつかって手作りしています!
手作りカレンダー。ことしは東京オリンピックのため祝日がよく変更されました…ネットで情報を確認して大丈夫かな?と思いつつ作っていました。
このカレンダーに、不正出血など起こった症状の記録をお願いしています。どのようなときに起こるのか。数ヶ月見わたすことができます。これが診断にとても役立ちます。
こないだ、2021年1月から12月まで1年分のものを作ったと思っていたら、もう、ぼちぼち7月から来年(2022年!)前半までのものが要る時期に…。こんなことをやっていると一年が、ほんとうに、あっというまです。