この、見出しのニュースが2月17日木曜日、中日新聞朝刊でとりあげられました。BuzzFeedNewsでは2月1日に、すでに記事となっていました。
このニュースとなったきっかけは、文科省の公表をみて逆転に気づいた全国保険医団体連合会(保団連)が下記の声明文を先月、報道各社に連絡したことだったのです。
【声明】女性差別のない公正な入学試験の実施を 全医学部・医科大学に求める 2022.1.17
全医学部・医科大学の男女別合格率の公表は保団連女性部が求めてきたことでした。文科省は2013年度以降の男女別合格率を公表しているのですがこの公表、スムースなことではなかったようです。上に紹介した声明に詳細がかいてあります。
この男女別合格率の公表は、特段記者会見が行われることはなく、言うならばひっそり資料が公開されているのが実状です。保団連女性部は文科省の発表に随時チェックを入れており、それで気づいたのです。
保団連女性部は、入試シーズンでありさらに報道を増やしたいと1月26日に再度のプレスリリースをおこなったそうです。多くの医学部の合格発表があるころまでに、できるだけ報道がひろがればよい、と。地元中日新聞も、とりあげてくれました。