コロナウイルス対策、行動を控える意味

緊急事態宣言、愛知県は4月10日に発出。一ヶ月以上経ちました。自分はもともと家で過ごすのは嫌いではありませんでしたけれど、早く収束してほしいものです。

行動を8割減らすことが重要だというのは4月に発表された筑波大の中村潤児先生の発表をネットでみて、納得しました。私は医療従事者ですがコロナウイルスの検査をしていませんし、重篤な患者さんの治療にあたっているわけでもありません。大学病院で、懸命に対策している同級生いわく

「愛知県が東海3県で足並みをそろえて緊急事態宣言を発出したことは意義があることだと思います。この感染症を全体的にコントロールするには人と人との接触自体をコントロールするしかないからです。患者増加が抑制されて、それにより時間稼ぎができれば、我々も準備が進められ、検査体制にしても、受け入れ施設にしても、重症化対策にしても、次の一手を繰り出す余裕が生じるわけです。また新たな治療、ワクチン、新しい検査法などの登場を期待することもできます。」

せめて私は行動を減らしてこの感染症の対策に参加したいです。

今月11日の中日新聞朝刊に、注目すべき記事が載っていました。さすが教育立国コスタリカです。

コスタリカがコロナウイルス感染拡大抑止に成功を収めている

外出自粛要請を市民は守り、商店や海岸、娯楽施設などへの出足は8割以上減少した。

「われわれの最良のワクチンは、規律正しく教育のある国民と強固な保健制度だ。軍に投資せず、保健や年金、教育に多くを費やしてきたことが非常に重要だった」コスタリカ大 ルイス・ビジャロボス元医学部長(英BBC放送 スペイン語版)

2020.5.11中日新聞朝刊 6面の記事より

早く薬やワクチンができますように。