ドラマ「セブンティウイザン」最終回をみて

70歳女性が初産で女の子を産んだ 一家のドラマ。楽しみに観ていた。最終回がまた、良かった。素敵な夫婦のドラマだ。出産前のお話はドラマを見逃していたので残念。想像だけれど、出産前は夕子が強く決意をかため、出産後からは朝一がしっかり家庭を支えているようだ。がん罹患にめげず、前向きな姿勢で妻をはげます夫(朝一)。妻(夕子)は育児の激務で肺炎になったり、子どもを追いかけるとき転んで骨折したりと散々だけれど、夫に支えられて気品をとりもどす。

家族問題や依存症など臨床心理で大御所である精神科医の斉藤学さんの本をいくつか読んだことがある。うろ覚えだけれど、確かこのようなことが書いてあった。…父親が子どもを愛するのは母親が子どもを愛するのとは違っている。基本、男は自分の妻を愛する。その上で、妻が愛する子どもを、自分も愛するのだ…と。男性によって違うと思うし、斉藤学さんも、(愛する女性なしでも)子どもの面倒をみられる、愛せる男のことを「おっぱいがついた男」と呼んでいる。

何が言いたいかというと、朝市は夕子を愛している。あたりまえだけれど、それが一番大切な”子育て”の基盤なんだろうなと思った、ということです。

疲れて帰ったふたり リュックもおろさず、朝一「お茶のむ?」夕子「いらない…」元気がない。リュック背負ったままカーテンを開ける朝一。

すみません 人物を犬にしています

娘のみらいちゃんを演じている子役さん。夕子が妊娠中にとったVTRを親子3人で観ていたときの表情など、自然でよかった。