トイレットペーパーの表裏

自分がえた情報は、古くならないうちに、とっとと提供しないと意味がありません。…ようやくこのごろ、この事を強く意識するようになりました。

今日は自分が属している保団連という団体の機関誌に載っていた情報を共有したいと思います。トイレットペーパーを使うとき、意識しておくとよいことです。

月刊保団連 2020年10月号

月一回届きます。学術的な論文のほか、文化的な興味を満たす記事も載っています。

私もむかし、論考を掲載していただけました。2004年2月号で、です。

今号の「文化」のコーナーで、NPO法人日本トイレ研究所代表理事 加藤 篤 さんの記事が掲載されていました。この、トイレ研究所の研究所のHPをみてみましたが、楽しそうです。記事内容はトイレットペーパーの表裏についてでした。記事を読んでなるほどなと思いました。内容は加藤篤さんの「note」でも読むことができます。以下、加藤さんの記事からペーパー断面の図解を引用させていただきます。

こちらの図は加藤篤さんのnote 「うんちはすごい」vol.20から引用しました。

表裏の形状が違っているのです。

今までなんとなくトイレットペーパーには表裏があるんだろうなとは思っていましたが用を足したらとっとと出たい場所でもありますから、あまり頓着していませんでした。しかしペーパーの生産者さんらがせっかく、使い心地をよくすべく技術を駆使して作ってくださっているのですから、これからはちゃんと意識して使用したいと思います。

…で、結局どちらが柔らかい側だと思いますか??加藤さんの記事でお確かめくださいね!

減量のために参考となるサイト紹介

涼しくなってきて、食欲が増します。食べて体重が増えるのは胃腸が健康な証拠なのですが、体重が超過するのはもちろん問題です。このごろ減量のことで患者さんに紹介しているネットサイトが二つ、あります。

ひとつ、「おにゃ」さんという、たいへん痩せた女性による献立紹介です。お酒を飲むひとにもよさそうなメニューですよ。

「料理研究家おにゃの体質別ダイエット〜リバウンドなしの食べ痩せ法」…https://ameblo.jp/onya20121217/

もうひとつ、「LINEマンガ」というアプリを使って読む漫画です。糖質をおさえて減量できるというお話で1日1話ずつ無料で読めます。面白く読めるのがいいです。たいくつしません。

「マンガで分かる肉体改造 糖質制限編」…https://manga.line.me/product/periodic?id=0000akrx

こういったサイトはたくさんありますから、いいものがあったら教えて欲しいです。

私のばあいは、20代のころはどれだけ食べ過ぎてもぎりぎり40kg台でした。ここから、30歳すぎますと+2kg 40歳すぎますとさらに+3kgとなり、アラ還である今はさらにもう1,2kg上乗せされようとしています。この夏、ごはんや麺、パンをほぼやめてキャベツにして6週間がまんしたら3kg減りました。でもまたじりじり増加中。1カ月以上かけて落としても数日で増えます。おかしいですよね。ほんと、納得いきません。

これから気になるフレイル、サルコペニア

「フレイル」「サルコペニア」まだあまり聞いたことがない言葉かもしれませんが、今後「メタボ(リック)」と同じくらい取り上げられる言葉になると思います。特に女性にとって、じゅうぶん対策をする必要があります。健康寿命をのばし、QOL(生活の質)を良く保つためです。

どういう意味か。これこそネットの出番です。ネットで検索しますと知ることができます。きょう2020.10.11検索してグーグル検索トップにあがったサイトを紹介しておきます。きちんとして、わかりやすいと思いました。

なぜ、特に女性にとって重要なのでしょう。女性は骨量、筋肉量を失いやすく、フレイル・サルコペニアにおちいりやすいためです。

平均寿命は長くなりました。しかし、健康で自立した生活を営めるかどうか。日常的に介護を必要としないでいられる「健康寿命」がポイントなのです。厚生労働省が出しているデータをもとに、平均寿命と健康寿命の差の比較グラフをよくみかけます。上記したアクティブシニア「食と栄養」研究会のサイトにもありました。

女性のほうが健康寿命と平均寿命の差が大きいです。介護が要る年数が男性よりも3年以上長い。平均寿命が男性より6年長いいっぽう、健康寿命は2年半くらい長いだけです。

アクティブシニア「食と栄養」研究会のサイトより

毎年とりよせている「女性のための健康ガイド」という冊子があります。月経が始まるころから老年期までの健康ガイドです。今年も届きました、第13版とあります。冊子の一番最後、裏表紙の手前のページが刷新されていました。フレイル、サルコペニアについて書かれていたのです。発行元に問い合わせたところ、今年の版からフレイル、サルコペニアについて載るようになったそうです。

『老年期の女性』と題してフレイル、サルコペニアについて解説があります。さっそく外来で説明しながら配布しています。老年期、とありますが、老年をむかえる前から対策しないとまずいのは言うまでもありません。消化機能ひとつとっても、どうしても衰えます。そうなる前にできるだけ蓄え、老後は維持につとめる。

この夏はひどく暑かったですね。暑さで食欲を失い、そうめんやお茶漬けですごしてしまうと”夏ばて”となりますが、つまりは低栄養でバテるのです。あとからツケがまわってくる。体調を崩します。夏のあいだもきちんと栄養をとっておくことが大切。おなじように、老後にツケをまわさないよう若いうちから油断なく筋骨をたくわえておくべきです。

 

映画ミッドナイト・スワンをみた

映画館で鑑賞 スクリーンには、愛知医科大の三鴨廣繁教授による映画館で三密を避けうることについて説明の動画が流れた。

多くの評のとおり、とても良かった。草彅さんの演技が素晴らしかった。真飛さんの役にほっとした。新人女優さん、バレリーナの服部さん。たいへんにムードがあり、若い子むけの雑誌(たとえばジゼル)に出てくるモデルさんのようだ。オーディションをうけた14歳の新人さんだということだけれど、世の中、ちょうどよい人材が出てくるものなのだなあ。

服部さんはおでこが広い。そしてあごが細い。これって、まさに少女漫画の顔の輪郭そのものではないか。

バレエのアイメイクが、あんなに目の上下に線を足すことを初めて知った。遠目でみると具合よいわけだ。

目は左右に大きい。これがだいじだ。左右に大きければ、メイクで横線を足せば上下にも大きくできるものね。

映画の場面の多くはすっぴんである。おでこにニキビがめだつ。14歳はそういうお年頃。これをみて世の女子中学生たちが安心するとよいと思った。(ちなみに、低用量ピルをのむとにきびは減る)

手足が細長い。うーん日本人でもこんなスタイルの子が生まれるようになったのだなあと感慨深い。

なんだか顔とかスタイルの話ばかりになってしまった。

閉経後…しっかり栄養をとろう!

ほんの100年くらい前までは、ひとは50歳くらいで寿命を迎えていた。今は女性は80歳代まで生きることが多くなった。ただし卵巣は相変わらず50歳くらいで勝手に引退してしまう。

卵巣の引退すなわち閉経。卵胞ホルモンが欠乏する状態になり、色々変化が起こる。脂質が上がり、骨密度が減っていく。そこで、卵巣の引退と、ヒトとしての寿命の橋渡しをするのがホルモン補充療法(HRT)である。

HRTをやるだけではもちろん、足りない。栄養と運動がだいじ。高齢女性はタンパク質をしっかり、とらないといけない。コレステロールが上がらないように肉と魚をバランスよくとっていきたい。

おかずを作るのに、おすすめの調理器具がある。電気圧力鍋である。去年、象印の「煮込み自慢」を買い、いまや炊飯器より頻繁に使用している。なにしろ材料を入れてふたをしめたら調理はもう電気鍋におまかせ、そばに居る必要がない。その間に自分は他の仕事をすることができる。これはすごく便利でうれしいことなのだ。

魚は、やっぱり養殖より天然ものが美味しいのかな

おかずを作りながら、ちょっとデスクワークをする。数十分すると、鍋が音楽を鳴らして出来上がりを知らせてくれる。「おかずができましたよ、ごはんにしましょう」というように。

子どもの頃は、本を読んだり日記をかいたり、自分の好きなことだけやれていた。ごはんは親が作ってくれていた。生活をまわす責任のないころは、ほんとにラクだった。